メリアスはぎ
- はぎとは、目と目をつなぎ合わせることを言います。 編み地をつなぎ合わせるには、いろいろな方法があります。
- メリアスとメリアスを合わせてとじ針つなぎます。はぎで1段作ることになります。
- 目として棒に残っている場合や、伏せ止めの場合があります。
- 下記サンプルは、目として棒に残っている場合です。はぎ部分は平らです。
- 下記サンプルは、片方が目として棒に残っている場合、もう片方は伏せ止めです。 裏から見ると、はぎ部分に厚みがあるのが分かります。
裏メリアスはぎ
- メリアスはぎと同様に1目ずつ交互に拾い、編み地を裏側にしてはぎます。
- 最後の糸を編み地の3倍ほど残し、その糸ではぎます。
一目ゴム編みはぎ
- 1目ゴム編みどうしをはぐ方法です。1段作ることになります。
- あまり使うことはないかもしれません。ゴム編み止めと同じぐらい面倒です。
ガーターはぎ
- ガーターの編み目を崩さないではぐ方法です。
- 両方とも裏目となっている場合には、メリアスはぎとします。 その場合は、はぎ糸を引きます。
- 下「記サンプルは、手前が裏目で、向こう側が表目で残っている場合です。
手前の目には表から針を入れ、向こう側の目には裏から針を入れます。
はいだ糸で1段ができます。
引き抜きはぎ
- 編み地を中表にし、かぎ針ではぎ合わせます。 とても簡単な方法なので、初心者にもできるはぎ方です。
巻きはぎ
- 両方とも伏せ止にして、1目ずつ巻きます。
- 伏せ止めの糸を3倍程度残して、その糸を使います。
- 半目ずつと、全目をはぐ場合があります。
かぶせはぎ(棒針)
- 両方の編み地がぴったりつきます。 肩はぎに使う場合、段けしの目も一緒に拾います。
目と段のはぎ
- 目はメリアスはぎ、段はすくいとじの要領ではぎます。
- 目数より段数のほうが多い場合は、平均にふりわけてすくっていきます。
- この方法は、袖付けなどによく使います。