長編みの編み始め
長編みは、かぎ針編みの中で最も多く使われる編み方です。細編みや鎖編みと合わせて様々な模様を作ることができます。長編みの編み始めは、1~2号太い針で鎖を編みます。
1段目の立ち上がりは、立ち上がりの鎖3目と台の目です。
立ち上がりとは、段の編み始めに編みの目の高さを作るために編む鎖目のことです。
※中長編み以上の立ち上がりには、台の目が必要です。
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1段目は、編み地の号数に変えて、台の目の次の目から2目めを編み始めます。
立ち上がりの鎖を1目と数えます。
つ まり5目めから編み始めることになります。
長編みの編み方は、糸を1回かけて引き出し、もう一度糸をかけて2本の糸を一度に引き抜き、もう一度糸をかけて残っている糸を一緒に引き抜きます。 糸をかけて2回引き抜くことになります。かぎ針編みは慣れないうちは目数を数えておくほうがよいです。 いつしか目が多くなってしまうことがあります。
1段目を編み終えたら、編み地を手前から回して、裏側にします。コツは、右手で編み地を押すという感じ。
- 2段目は、立ち上がりの鎖3目を編み、前段の頭2本を拾って編みます。
2段目の終わりは、1段目の立ち上がりの裏向きの鎖の裏山と外側半目の2本を拾います。
- 3段目以降(編み終わり側)は、前段の立ち上がりの表向きの鎖の外側半目と裏山の2本を拾います。
長編みをきれいに編むコツは、引き出す部分を長めにすること。(模様によっては長めにしない場合も) 高さを均一にすることです。 - 動画を作ってみました。