お祭りって、なぜに血が騒ぐんでしょうね。
子供のころ、毎年山車を引いて町内を練り歩いていました。
下町でも昔はお祭りは子供にとっても大人にとっても一大イベントだったのです。
昼に飲んだ酒が効いて、半分寝ながらネットにアクセスしたところ、「お祭り」の一言が飛び込んできました。眠気は一変に覚めて、「高岡へ行こう!」と叫んでいました。
本当は、今日はよいお天気なので、安房峠へ行く予定していたのです。
高岡市に到着したものの、メイン通りは全部封鎖だし、大通りのパーキングは高さ制限があるところばかり、ようやく駐車場を見つけたときには、すでに5時をまわっていました。
順路を頭の中に叩き込み(これは旦那の仕事)、カメラをぶら下げてチャリに飛び乗り、山車を追いました。
この山車が結構速くて、撮影準備をしている間に目の前を通りすぎて行きます。
路地から路地へと、腰痛を呑み込んでしまい走りました。
間に合いました。7台全部見ることができました。
山車の上の子供たちも、山車を引く大人たちも、羽織袴のお侍姿で、よく似合っていました。
掛け声も太くてかっこいい!これがお祭りのだいご味でもあります。
高岡
生まれて初めて立ち寄った町です。
一生のうち、知らない土地にはどれほど足を踏み入れることができるのでしょう。
横道に逸れるのも旅の楽しさですね。