春分の日

静かな休日の朝だ

あの地震がまるで遠い世界の出来事のようにさえ感じる

普段はほとんどといってよいほどテレビを見ない生活だが

この1週間はNHKをつけっぱなし

いろいろな情報も気にはなったが、「地震がきます」という情報がとても気になった

なんだかいつも身体が揺れているような気がする

めまいの状態がずっと続いているのだ

昨夜は、ダンナとジャンはさっさとキャンカーへ行ってしまった

朝になっても帰宅しない(帰宅っていう?)

いったい車の中で何をやっているのだろうね

家に誰もいないから余計に静かに感じるのかも

そろそろ日常に戻ろう

ピアノも弾こう

音楽も聴こう

テレビもやめよう

自分にできないことであたふたと騒ぐことをやめよう

おせっかいや親切は、災害時にはとても大切なことだが

間違ったおせっかいが邪魔になることもある

製油所もほぼ稼動し、まもなくガソリンも普段に戻るだろう

個人的には、買いだめなんてと眉をひそめるが、そんな人たちを責める資格は誰にもないと思う。みんな不安だらけなのだ

いろいろなことを考えさせられた10日間だった

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