股関節を悪くしてから出不精に拍車がかかった。外出するのは週1回土曜日、夫と一緒に1週間分の買い物に出かける。それ以外は月2回のピアノレッスンくらいで、後のほとんどは自宅兼職場にいる。
元々は動くことが好きで、スポーツの趣味が多かったが、足を悪くしてからは、外に出ることが極端に少なくなり、趣味はピアノや編み物のように手を動かすものに変わった。
今まで3つほどの病院でレントゲンを撮ったが、どこでもはっきりとした原因が分からず、診断もまちまちだった。結局は安静しかないのだと、半ば諦めていた。
少し前、美容院に行ったときのこと。草加の病院に土曜日だけ、股関節治療の第一人者、東京厚生年金病院の伊藤先生が診察に来ていると聞いた。
そのことを聞いて以来、ずっと気になっていたが、今日ようやく診察してもらいに行ってきた。
股関節をレントゲンだけで判断するのは難しいらしく、22日にMRI検査をすることになった。
診察した病院には検査設備がないので別の病院で検査するそうだ。
あまり大きな期待をすると、後でがっかりするので、小さな期待だけで止めておこうと思う。
自転車やスイミングが可能になれば、嬉しい。
こんな些細な当たり前のことができない、この体が恨めしい。