「絶対に挫折する!」と、最初から思って習い始めたジャズピアノレッスンが、1周年を迎えた。
「熱しやすく冷めやすい」「飽きっぽい」「難しくなるとやめてしまう癖がある」等々と、辛抱強くない性格なので、途中で放りだすのが常。楽器のように地味な練習をつむ必要があるものは、長続きするとは到底思えなかった。今も思えてないが・・・
それがだ。細々ではあるが今もって続いている。
ジャズピアノ教室の先生の影響もあるのではないだろうか?
先生はあまり難しいことは言わない。
ジャズ理論もやらない。
「出来なけばやらなくてもいい」というのが口癖で、これは大変ありがたい。
子供のピアノ教室だと「来週までここまでやってきなさい」ということになるのだろうか?
「やらなくてもいい」と言われても、負けず嫌いであるから指示されたところまではなんとかマスターしようと練習する。お金払って習うことの価値は、この辺りにあるのかも知れない。
ああだこううだで1年経った。
一番最初にやったのが「茶色の小瓶」。コードはC、F、G7だけで、左手は押さえっぱなし。
次に「アメイジング・グレース」、コードは一番目と同じだが、ベースの音を入れるようになった。
3番目は「魅惑のワルツ」、E♭dimとDm7♭5なるコードが加わり、少しだけコードが多くなった。分散という手法をここで始めて教わる。
4番目の曲は「プリテンド」。♭が1個付く初めての譜面だ。勝手にジャズっぽく弾いてしまった(^^;
ここではGm7とかBm7♭5などが登場した。
5番目は、同じFで「太陽がいっぱい」。コードは4番目とほとんど同じでこれはすぐに弾けるようになった。
6番目はクリスマスの季節で「ホワイトクリスマス」Cの曲だが、左手は分散で。
7番目は「テネシーワルツ」、C曲。コードはおなじみのものだが、C#dimなんてのが出てきた。ここで初めて「ジャズっぽい弾きかた」を少しだけ教わった。せんせいは「前倒し」という言い方をするが、少し手前から弾く方法、Syncopationというやつだ。
ここまではまだジャズじゃなくて、ピアノに慣れるという程度。この後徐々にジャズの世界に近づいていく。