自転車にも乗れないなんて情けないね。あんた
はい、その通り、情けない私です。なので自動車が入れない場所に練習に来ました。
以前は素敵な野草畑があったのですが、手入れもされず今はそう雑草畑になっています。なんか寂しい気分です
今年も休暇村で夏休み旅行。1400メートルの山の上と言うのが1番の選択理由である。毎日の異常な暑さにはうんざりしている。山の涼しい風や空気に触れたくなる、といっても、外にはほとんど出ないのだが(^^)
16日と17日の二日間ホテルを予約しておいたが、天気予報では、台風が来ていて川口は大雨と言うので、1日早く15日に出発することにした。幸い雨に降られる事はなかった。
1泊目は急遽探したRVパーク 沼田健康ランド
スーパー銭湯の駐車場らしいがガラガラだった。お風呂に入れて食事ができて電源が取れれば、それでよかった。この辺ではエアコンなしではとても眠れない。最もエアコンも水が垂れて大変だったのだが(^_^;
2〜3日目、休暇村嬬恋鹿沢
前回と同じ和洋室。広めでゆったりとして、窓からは白根山が一望できる。いつも雨の鹿沢だが、今回は天気が良くて嬉しい。
ホテルの前の野草園も、いつも変わり映えのしない花たち。それでも山野草たちに会えるのは嬉しい。
あまり歩けないので、ほんの少しの散歩だ。ほとんどホテルの部屋でごろごろしている。
ずっと気になっていた場所があります。旅でその近くを通るたびに、トゲが刺さったように胸にチクリときます。その場所がどこなのか全く記憶に無いし、もう60年も昔のことなのに、全くもって厄介な棘です。
東京育ちの私には、田舎と呼べる場所がありませんでした。なので「田舎」という言葉には相当な憧れがありました。17歳のある夏、運良く親類の田舎に1週間ほどお世話になることになったのです。それは飛び上がるほどの喜びでした。
駅からバスに乗って1時間(?)ほどのところに、全部が親戚と言う5軒ほどの小さな集落がありました。そこが目的地です。私の案内役に選ばれたのは、その5軒のうちのどこかの少年です。彼は1学年下の高校1年生でした。本が大好きの文学少年で、読書好きの私と、打ち解けるのに時間は要りませんでした。
山登りをしたり、農道を歩いたりもしましたが、古い木造の校舎でのひと時が強く記憶に残っています。会話はほとんど文学のことでしたが、楽しい時を過ごせたことに間違いありません。
文明の機器によりようやく見つかった、その古い校舎の前に佇み、思い出を懐かしんだのは言うまでもありません。歳を重ねると、未来を考えるより過去にすがりつきたくなるのでしょうかね。文通、もうちょっと続けてればよかったかも‥なんてね。
元旦、部屋から富士山が見えるペンション(伊豆)を予約していたのですが、事故が起きてしまいました。ご主人が船から転落して行方不明だそうです。今日奥様から電話があり、行方不明になって3日になるので、生存は難しいだろうということでした。先方からのキャンセルとなりました。
家族会議をした結果、私たち夫婦はキャンピングカーで元旦を過ごすことになりました。ペンションのご主人が早く見つかると良いのですが‥お気の毒でなりません。