200年11月1日(土) 水上
今年秋の週末は総じて陽気が悪い
せっかくの紅葉狩りも、薄い日差しが漸うだった
しかし3連休初日の今日は、久々に真っ青な秋空だ
この空の青さに、昼間から出かけたくてうずうずしていたが
渋滞道路に入るのを避け、夕暮れまで出発を待った
その代わり弁当を作る時間が取れ、も今日はぜ~んぶ手作り。
私はイカの塩からと稲荷寿司を作り、ダンナは揚げ物各種と煮物。酒の肴もばっちりね
柿はご近所さんちの庭で収穫したものだし、ラッキョもわたくしの苦心の賜。出発が待ち遠しい
編み物の宿題がないので、車中での編み編みがないから、車窓からぼーっと移りゆく町並みを眺める。3時間ほどで上州は赤城山のあたりを通過、そのまま17号を北上し、今日は「たくみの里」で泊まり、明朝三国峠を越えて新潟に入る予定。
10時頃「たくみの里」に到着したが、道の駅のはずが真っ暗で歩くのにも支障を来すほど。道の駅は24時間使えるトイレが義務づけられているのに、トイレも閉まっていて使えない状態。真っ暗なのでトイレの位置さえ探すの困難、まったくひどいものだった
お弁当を食べ終わってから、月夜野の道の駅に移動したが、ここもひどい。真っ暗だし、駐車場からトイレまでかなり遠く、場所を探すにも一苦労。なんてついてないんだ。
結局また移動し、勝手知ったる水上の道の駅に。ようやく落ち着いた。空は満天の星、明日は快晴なんだろうなぁ・・・
気分的に疲れ切ってしまい、新潟行きは取りやめた
2008年11月2日(日)
朝一で谷川岳へ向かう。行楽シーズンの休日は道路規制があるため、一の倉沢へ車では行けない。これが残念なのだけれど足の都合で一の倉沢は断念したが、滅多に出合えない快晴なので、ゴンドラで天神平まで上ることにした。
1ヶ月ほど前に訪れたときには真っ赤に染まっていた山だが、初雪が降ったようで、うっすらと雪化粧をした谷川岳だった
リフトで上れば、上州の山並みがパノラマ。圧巻の美しさを見せつけてくれた。
犬もOKということなのでジャンはゴンドラ初体験。犬の切符もあるのにはちと驚いた。さらにその上のリフトにも一緒に乗った
高所恐怖症のくせに、じっと抱っこされ泣きもしなかった。
心なしかうっとりしているよな・・・
犬にも美しい風景が分かるのだろうか
えっ 分かるって? むふふ
さすがアウトドア犬だわ
谷川岳を後に、奈良俣ダム、照葉峡を経由して赤城山へ。照葉峡はすでに落葉していたので通過のみ
大胡の道の駅で野菜を買い込んで粕尾峠へと向かう。“時間的にもう無理かもしれない”と思っていたが、その通りになってしまった。
1年前、偶然通りかかって美しい景観に見とれた場所だ。「今度は明るいうちにこようね」といいつつも、今度もまた暗くなってしまった。真っ暗な山道を走るも、対向車はほとんどなし。不安感を持ちながらもどんどん上ったら、その先にロッジがあった。オーナーはとても親切で時間外ながらも風呂も受付してくれた。もちろん貸し切り風呂(^^;
外トイレもあるし、ここで泊まれるではないか! ラッキー
ロッジのの駐車許可を得て、この施設の駐車場で泊まることにした
快晴なれば素晴らしい夜景が見られるのだという
昨夜来ていればなぁ・・・ぐやじぃ!
こんな美しいところなのにお客さんが少ないのは、途中の山道で引き返してしまう人が多いのだという。確かにちょっとした不安はあるかもしれないけれど、私たちはここの大ファンになってしまった。
2008年11月3日 曇り 粕尾峠と横根山
ロッジから登り口があるため、朝速くからハイキング客が次々とやってきた。私が眠っている間に、ダンナとジャンは頂上までハイキングに行ってきたという。曇り空ながら遠くには富士山も見えたという。動画を撮影してきてくれたので見て見ると、上州や栃木の山々がパノラマ状に一望できる。重いカメラを肩にハイキングは私の足では無理だから、せめて捻挫をちゃんと治してからチャレンジしよう。
風呂と駐車場を利用させてもらったロッジ |
ロッジの裏の小高い丘から、男体山や周辺の山が一望できる |
帰りは、粕尾の「町の駅」で、美味しい新そばを食べた。トントンと音を立てて蕎麦を切る様子をみたら、無性に食べたくなった。
手打ちにしてはかなり細いのだが、ちゃんとコシはあって、蕎麦の香りも・・・うまいぞぉ