森の中に
ひっそりとたたずむ小さなペンション
それが「犬の家」だ
客室は4部屋でこじんまりとしている がわんこが自由に遊べるドッグランや
木漏れ日の間でのんびりとコーヒーが飲めるウッドデッキもある
鶯や小鳥たちの鳴き声がさながらBGMとなる
ジャンにとってはこれがお泊りデビュー
おしっこの躾ができてなかったため
キャンプ以外の旅はいつもお留守なのだ
このごろは粗相もほとんどしなくなったので
思い切って「ペットOKの宿」に泊まることにした
デビューにはぴったりの宿かもしれない
食事はすべてオーナーの手作りらしい
伊豆の海で捕れた新鮮な魚がメインだ
家庭の味っぽい和食中心だが
味付けも上手で
何より魚のオンパレードがうれしい
肉
ぎらいの私にはなんともありがたい宿である
夜食が終わると暖炉に炭が入り
わんこマスターのドナくんはじめお客さんの犬たちを交えた団らんタイム
ここでは伊豆の地ビールと暖炉で焼いた芋に舌鼓を打つ
宿のすぐそばに一碧湖がある
湖畔の周囲は深い森で
小鳥のさえずりが賑やか
声はすれど姿は見えずで
小鳥たちは葉の色と一体になり
私に届くのは声だけ
晴天の緑の日
小室山公園ではつつじ祭りがおこなわれていた
まばゆいばかりの満開のつつじにしばし見とれ
帰路へ
伊藤へ来たらどうしても寄りたい店がある
本家鮪屋である
前に伊東に来た時に食べたのだが、鮪の炙りは絶品だった
満席を予測して午後1時を過ぎてから寄ったのだが、
すでに満席で待合室は席待ちの客でいっぱいだった。
待ち時間はそれほどでもなく30分も待たずに席が空いた。
注文品は三人三様だが、私は「鮪定食」+「伊豆城ケ崎」をチョイス
おいしい魚で酒を飲む
極上の楽しみである
庭をふと見るとリスが・・・
ガラス越しにリスくんを見ながらの食事タイムだ
娘の希望により
この怪しい名前の博物館にはいった
古いもの
衣類やフィギュア、本、レコード、生活品、等など
様々な品物が陳列してある
怪しい美術館だ
おまけにお化け屋敷まで…
昔のお化け屋敷は野外で
それも人間が演じていたから
子供心には本当に恐ろしかった
今のお化け屋敷は全部人形なのでちっとも怖くはないが
娘は私の後ろに隠れたまましがみ付いて通った
そういえば子供のころ化け屋敷には絶対に入ろうとしなかったっけ