レポートの基本操作
レポートをプレビューするには
レポートをプレビューするには、DoCmdオブジェクトのOpenReportメソッドを使います。
書式:DoCmd.OpenReport reportname, view, filtername, Wherecondition,windowmode,openargs
reportname | 開くレポートの名前 | |
view (省略可) | acViewDesign | デザインビュー |
acViewNormal | プリンタに出力(既定) | |
acViewPreview | 印刷プレビュー | |
filtername | (省略可) | 抽出条件を指定したクエリ名 |
Wherecondition | (省略可) | 抽出条件を表す文字列式 |
Windowmode(省略可) | adDialog | ダイアログ |
acHidden | 非表示 | |
acicon | アイコン | |
acWindowNormal | 標準(既定) | |
openargs | (省略可) | レポートに渡す文字列式 |
《サンプル》
次の例では、オプションボタンによってプレビューするレポートを指定しています。
特定のレコードだけを印刷するには
OpenReportメソッドのfiltername引数かwherecondition引数を利用すると、指定した条件で抽出したレコードだけを印刷することができます。
《サンプル》
次の例では、「F_得意先編集」フォームの「顧客名」と一致するレコードだけを印刷プレビューします。
《結果》
レポートにのラベルに文字列を引き渡すには
OpenReportメソッドのopenargs引数を使うと、レポートのOpenArgsプロパティに値が代入され、印刷することができます。
《サンプル》
次の例では、フォームのオプションボタンによって、レポートに印刷するタイトルを変えています。
《結果》 ※顧客区分Aを選択した場合
「印刷」ダイアログボックスを表示するには
《サンプル》