最低限必要なもの
- カメラ本体
- レンズ
- バッテリー
- CFカード(メモリーカード)
日付の設定
- メニューキー → スパナの1 → 日時設定 → 実行する
- 十字キーで、日時と年月を設定する
- 十字キー中央の「実行」ボタンを押す
カメラの構えかた
- 人差し指以外の指でしっかりとホールドする
- 必要以上に力を入れない
- 脇が開かないように注意
基本的な操作手順
- 撮影モードを「AUTO」にセットする
撮影モードダイヤルを回して「AUTO」位置にセットする - 電源をオンにする
- フォーカスモードをAFにセットする
ボディの左側、フォーカスモードレバーを「AF」にセットする - 構図を決めてピントを合わせる
被写体に [ ] を合わせて、シャッターボタンを半押しにする。AFが動作して被写体にピントが合う。
ピント合わせが完了すると、ファインダーのフォーカスフレームが赤く点滅する - シャッターを切る
ピント合わせが完了したら、さらに深くシャッターボタンを押す。この時に手を放さない。
撮影情報画面の見方
明るさのコントロール(露出)
露出は、写真の明るさを決めます。絞りとシャッター速度、撮像感度の組み合わせで決まります。
絞りを1段絞った場合は、シャッタースピードを1段遅くすることで、仕上がる写真の明るさを同じにできます。
カメラが自動的に 露出を決定する機能を持っていてます。カメラの中には露出計とよばれる 明るさを計る装置があり、 明るさを計ることを測光といいます。
αSweet DIGITALには、3つの測光モードが用意されています。
切り替えるには、ファンクションボタンを押し、十字キーの上下ボタンで測光モードを表示し、左右ボタンで測光モードを選択します。
- 多分割測光
この方式では、全面を分割してそれぞれの明るさを計り、その明るさの情報やその他、カメラが一般的に適正だと思われる露出値を計算してくれます。 分割測光は、露出補正のような難しいことは、 全部カメラに任せてしまいたいと言う方に最適の方式といえます。
- 中央重点的平均測光
中央にある物ほど 重要度が高いと見て、 中央にある物の明るさを中心に 明るさを計ります。
- スポット測光
わずかな部分だけで露出を計るため、 撮りたいもの(被写体)のどこで 明るさを計ればいいのか とっさにわからないと 使いこなせないため、使いこなしが難しいのが欠点です。
この方式は、常に 露出補正は撮影者がすることが前提となりますので スポット測光は露出をカメラ任せにせずに、自分でばりばり 決める(決めたい)方に おすすめの方式と言えます 。
露出補正
カメラが決めた露出に対して、撮影者が意図的に調整するのが露出補正です。プラスの補正をすると、背景が明るくなり、マイナスの補正をすると、暗くなります。
黒っぽいものが多いシーンや白っぽいものが多いシーンなどは
カメラが明るさを勘違いしてしまいやすいので露出補正が必要となります
露出補正のやり方は、露出補正ボタンを押しながら、ダイヤルをまわします。1/3段づつの補正が行えます。
ホワイトバランスを変えるには(プリセット)
ホワイトバランスは、被写体に当たる光の色温度に応じて、正しい発色になるように調整する機能です。
- ホワイトバランスモードダイヤルを「プリセット」(AWBの下)に合わせます。
- ホワイトバランス設定ボタンを押します。
- 十字キーやダイアルで光源を選びます。
SweetDIGITALで設定できるWBには次のものがあります。
- オート
ホワイトバランスを自動で調整するモード - 昼光
日中の太陽光のもとで正しい発色になるよう固定されるモード - 日陰
晴れた明るい屋外の日陰で、最適な発色となるように設定されたもーど - 曇天
曇った日の屋外で最適な発色となるように設定されたモード - 白熱灯
白熱電球の赤みを補正し、電球の光下での撮影を最適な発色とするモード - 蛍光灯
屋外ではマゼンタのフィルターをかけたような写真になる - フラッシュ
内蔵フラッシュを使うときに、最適な発色となるようなモード - カスタム
白やグレーなどの紙を写して、それを「無彩色」と認識させる機能。
カスタムホワイトバランス
より正確に白さを表現したいときには、カスタムホワイトバランスを使います。
- ホワイトバランスモードダイヤルをカスタム(プリセットの下)に合わせます。
- ホワイトバランス設定ボタンを押します。
ファインダーに「SEt」と表示されます。液晶モニターに「シャッターボタンでスポット測光エリア内のデータを取り込みます」というメッセージが出ます。 - 白く写したいものがスポット測光サークルを覆うようにカメラを構え、シャッターボタンを押します。シャッター音がします。
※ピントを合わせる必要はありません。 - 十字キー中央の実行ボタンを押して登録します。
登録したカスタムホワイトバランス値が設定された状態で、撮影画面に戻ります。
この操作で登録されたカスタムホワイトバランス値は、次の値が登録されるまで有効です。
ISO感度
ISO感度とは、デジタルカメラが感じ取る事が出来る光の量の大小を表す数値で、数値が大きいほど、暗い所でも明るい写真が撮れます。
オートにすると、明るさや状況に応じて自動的に感度が調整されます。
画質を重視する場合は、ISO100などに感度を下げます。ISO感度を高くするとノイズが入りやすくなります。
- ISOボタンを押します。
- 十字キーを押して(上下左右)選びます。
- 十字キー中央の実行ボタンで設定を完了します。