スタイルシート

★スタイルシートとは

スタイルシートとは、フォントやカラーやマージンなどを指定して、見栄えをよくするための定義です。
基本的には {プロパティ:オプション;} という形式で定義します。プロパティにはフォントやカラーなど指定し、オプションにはパラメータ(色や文字の種類など)を指定します。

スタイルシートはとても便利な機能ですが、問題点もいろいろあります。
ブラウザによってスタイルが表示されなかったり、見栄えが違ったりもするので注意が必要です。そのままだと、スタイルシートに対応していないブラウザですとスタイルの記述がそのまま表示されてしまいます。これを回避するには、設定部分をコメントにしておく という方法があります。
この文章の強調部分は、テキストファイルにスタイルシートを設定してありますが、
<!--SPAN.bold{font-weight:bold;}--> のようにコメントアウトで記述してます。
スタイルシートには次の3つの設定方法があります。

  1. インラインで設定する
  2. スタイルを埋め込む
  3. スタイルファイルを別の場所において読み込む
    ※<div> はブロック要素(前後に改行がはいる)として、<span> はインライン要素(前後に改行が入らない)として定義されています。


★インラインで設定するには

特定の部分だけに効果を与えたい場合に使います。

<SPAN STYLE="プロパティ:パラメータ">〜</SPAN>

(A)例えばこの部分は青色です。
(B)ここはフォントを強調指定しました。行と行(A〜B)の間隔を150%に拡大しました。

(A)例えばこの部分は<SPAN STYLE="color:blue">青色</SPAN>です。<BR>
<SPAN STYLE="line-height:150%">
(B)ここはフォントを<EM STYLE="font-weight:bold">強調指定</EM>しました。行と行(A〜B)の間隔を150%に拡大しました。 </SPAN>


★スタイルを埋め込むには
<HTML>
<STYLE TYPE="text/css">
  <!--P.red{color:red;}-->
  <!--P.green{color:green;}-->
  <!--P.indent{margin-left:30px;}-->
</STYLE>

<BODY>
<P CLASS=red>ここは赤色です</BR>
ここも段落内なので赤です</P>
<P CLASS=green>ここは緑色です</P>
<P CLASS=indent30>30ピクセル字下げ</P>
</BODY>
</HTML>

ここは赤色です
ここも段落内なので赤です

ここは緑色です

30ピクセル字下げ


★スタイルファイルを読みこむには

別の場所にスタイルシートを記述したテキストファイルを作成し、必要に応じて読み込みます。

<HTML>
<HEAD>
<LINK REL=STYLESHEET HREF="study.css" TYPE="text/css">
</HEAD>

<BODY>
  <P CLASS=bold>文字の強調</P>
</BODY>

study.css には、 P.bold{font-weight:bold;} のようにスタイルが書いてあります。次のような結果です。

文字の強調

★フォントを変更するには

★文字の色を変更するには

★細かい背景を設定するには

★テーブルの枠線を設定するには

★枠線の種類を変更するには


★テキストの上下位置を調節するには

★文字間隔を調整するには

★テキストに変化をつけるには

★テキストのインデントを設定するには

★テーブルの中のマージンを変えるには

★ページの余白を変更するには

★行間を変えるには