文字の入力と編集

文字列の入力

★新しい文書を開いて、文字列を入力するには

  1. Wordを起動します。Wordを起動している場合は、「ファイル」→「新規作成」をクリックします。
  2. 文章を入力します。(画面の右端にきてもEnterキーは押さない)
  3. 段落を変える位置で、[Enter]キーを押します。

★段落を変えずに改行するには

    Shift+Enterキーを押します。

★文章の途中に文字列を挿入するには

    挿入モード(初期値)で、カーソルが点滅している位置から文字列を入力します。
★文章の上から新しい文字列を入力するには

    上書きモード(タスクバーの「上書き」をダブルクリックでオンとオフが切り替わる)で、文字列の上から新しい文字列を入力します。 (既存の文字列は消える)
    ※上書きモードで入力するには「ツール」→「オプション」→「編集と日本語入力」タブをクリックし、 [上書きモードで入力する」チェックをオンにします。

★文書を縦書きで入力するには

  • 標準ツールバーの「文字方向の変更」ボタンをクリックします。
  • 半角英数字は90度に回転されてしまうので、縦書きの場合は全角を使います。 半角英数字の縦書きは、文字列を選択し「書式」→「拡張書式」→「縦中横」をクリックします。
  • 印刷レイアウト表示モード以外では縦書きは表示されません。
  • 文書の一部だけを縦書きにするには、「テキストボックス」を使います。

文書内での移動

★垂直スクロールバーを使って移動するには

    垂直スクロールバーの「前のページ」もしくは「次のページ」ボタンをクリックします。
    「ジャンプ先の選択」ボタンをクリックすると、ジャンプ先を変更できます。

★キーボードを使って移動するには

    矢印キー(↑↓←→)上下へ左右へ1文字移動
    [Home]または[End]カーソルのある行の先頭/末尾へ移動
    [Ctrl]+[Home] or [End] 文書の先頭/末尾へ移動
    [PageUP][PageDown]1画面単位で上下に移動
    [Ctrl]+[PageUP][PageDown]前ページ、次ページの先頭へ移動
    [Shift]+[F5]直前に編集した位置へ移動
★ジャンプコマンドを使って移動するには

  1. 「編集」→「ジャンプ」(Ctrl+G)をクリックします。
  2. 移動先一覧から種類を選択します。
  3. 右側のボックスに番号や名前を入力します。
  4. 「次へ」や「前へ」や「ジャンプ」をクリックします。
  5. 「閉じる」をクリックします。

文字列の選択

★文字列をドラッグで選択するには

  1. 選択したい文字をマウスでドラッグします。
  2. 選択文字列が反転します。
    複数の行の場合は、上下にドラッグします。

★文字列をクリックして選択するには

  • ワード単位で選択するには、選択したい単語の最初でダブルクリックします。
  • 段落単位で選択するには、選択したい段落を素早く3回クリック、もしくは左の余白をダブルクリックします。
  • 行全体を選択するには、左余白をクリックします。
  • 文書全体を選択するには、左余白を素早く3回クリックリックします。

★キーボードを使って選択するには

  • キーボードで任意の文字列を選択するには、[Shift]を押しながら[←][→]で選択末尾まで移動します。
  • カーソル位置から行の先頭/末尾まで選択するには、 [Shift]+[Home]/[End] を押します。
  • カーソル位置から文書の先頭/末尾まで選択するには、 [Ctrl]+[Shift]+[Home]/[End]を押します。
  • 文書全体を選択するには、[Ctrl]+[A]を押します。

★置換入力をオフにするには

  • 単語をダブルクリックして選択状態にし新しい文字列を入力すると単語が置き換わります。この機能を「置換入力」と言います。
  • この機能をオフにするには、「ツール」→「オプション」→「編集と日本語入力」タブをクリックし、「選択した文字列を置換入力する」チェックをオフにします。

文字列の削除

★文字列を削除するには

  • カーソルの左隣りの1文字を削除するには BackSpaceキー を押します。
  • カーソルの右隣りの1文字を削除するには Deleteキー を押します
  • 複数の単語、行、段落を削除するには、文字列を選択して、BackSpace や Delキーを押します。
  • 英語の1単語を削除するには、Ctrl+Delete(BackSpace)キー を押します。

文字列の移動やコピー

★文字列を移動するには(短い距離向き)

  1. 移動させる文字を選択します。
  2. 反転(選択文字列)をクリックします
  3. マウスを移動位置までドラッグして離します。
    ※Ctrlキーを押しながらドラッグするとコピーになります。

★切り貼りによる文字列の移動>

  1. 切り取る対象を選びます。
  2. 「切り取り]ボタン、もしくは、[編集]→[切り取り](Ctrl + X)をクリックします。
  3. 貼り付ける位置に移動して、「貼り付け」ボタンか[編集]→[貼り付け](Ctrl + V)をクリックします。
    ※ 複写する場合は[切り取り]の部分を[コピー]します

Officeクリップボードを使ってコピー(移動)するには

Windowsのシステムクリップボードに記憶できるのは一つだけですが、Officeクリップボードを使うと最大24個までのアイテムが記憶できます。

  1. 「編集」→「Officeクリップボード」をクリックし、作業ウィンドウを表示します(Ctrl+Cを2回クリック)
  2. 複数のアイテムを連続してコピーまたは切り取りします。
  3. 貼り付ける位置に移動します。
  4. 作業ウィンドウのアイテムをクリックするか、もしくは「貼り付け」ボタンをクリックします。

★Officeクリップボードのアイテムを削除するには

  • 個別に削除するには、作業ウィンドウでアイコンの▼をクリックし、「削除」をクリックします。
  • すべてを削除するには、作業ウィンドウの「すべてクリア」をクリックします。

★Officeクリップボードのオプションを設定するには

クリップボード作業ウィンドウの「オプション」をクリックし、チェックボックスをオンにします。 以下はオプションの説明

自動的にOfficeクリップボードを表示 切り取り、コピーを行うとき自動で「クリップボード」作業ウィンドウを表示します。
Officeクリップボードを表示せずに格納 「クリップボード」作業ウィンドウを表示しなくても、Officeクリップボードにコピー内容を記録します。
Officeクリップボードのアイコンをタスクバーに表示 Officeクリップボードを使用できる場合は、アイコンをタスクバーのステータス領域に表示します。
コピー時にステータスをタスクバーの近くに表示 アイテムを、Officeクリップボードに記憶するとき、ステータスバーのアイコンの近くに、アイテムに関するメッセージを表示する。クリップボードアイコンにマウスを合わせると、いくつのアイテムが記憶されているか表示されます。

★スマートタグを使って、コピーをしたアイテムを貼り付け先の書式と同じにする

OfficeXPでは、作業中にスマートタグと呼ばれるボタンが表示されます。 このボタンをクリックすると、一覧から貼り付け方法を選択できます。

★「形式を選択して貼り付ける」を使って貼り付ける

  1. データをクリップボードに入れます。
  2. [編集]−[形式を選択して貼り付け]をクリックします。
  3. 一覧から、貼り付けるアイテムの形式を選択します。
  4. 「OK」をクリックします。

★スクラップをWord文書に貼り付けるには

スクラップとは文書の一部をコピーしたファイルのことです。

  • 文字列を選択し、Windows のデスクトップにドラッグします。
  • スクラップを文書に貼り付けるには、デスクトップから文書の貼りこみ位置へスクラップをドラッグします。
    ※必ずデスクトップにドラッグする必要があるので、ウィンドウのサイズを小さくしておきます。
    ※作成した後は、フォルダに移動することができます。

★スパイク機能を使って文字列をコピー(移動)するには

スパイク機能は文書中のさまざまな場所から切り取った文字列を蓄積し、すべてを一つの場所に貼り付けることができます。

  1. [Ctrl]+[F3]で文字列を取り込みます。扱えるのは文字列のみ。
  2. 貼りこむ位置にカーソルを移動します。
  3. メニューの[挿入]→[定型句]→[定型句」と進み[定型句」タブの[定型句の登録名」に[スパイク]を選びます。
  4. [Enter]か「挿入」を押して貼りこみます。

    ※スパイクの内容を削除するには、オートコレクトダイアログの「定型句」タブを表示し、「スパイク」を選択し「削除」をクリックします。

★操作の取り消し、やり直し、繰り返し

  • 直前の操作を取り消して元に戻すには、「元に戻す」ボタン/[編集]→[元に戻す]/ [Ctrl]+[Z]
  • 取り消した操作をやり直すには、「 やり直し」ボタン/[編集]→[やり直し]/[Ctrl]+[Y]
  • 直前の操作を繰り返えすには、[編集] メニューの [繰り返し] をクリックする。 /[Ctrl]+[Y]
  • 複数ステップを遡って前に戻すには、「元に戻す」や「やり直し」ボタンの右側の▼をクリック。操作の一覧が表示されるのでそこから目的のアイテムを選びます。

    ※「やり直し」と「繰り返し」の表示は、作業に応じて切り替わります。元に戻す操作が終わってない場合は「繰り返し」が表示されます。

文書の保存


★開いている文書を新しく保存するには

  1. [ファイル]→[名前をつけて保存]([Ctrl] +[S])を選びます
  2. 新規文書の名前を入力します。ファイル名は半角で数えた場合255文字以内です。
  3. 次の文字はファイル名に入れてはいけません。(¥ / > < ? " . )
  4. ファイルの保存先フォルダを指定します
  5. ファイルの種類(必要に応じて)を選びます
  6. [保存]を押します。(もしく Enterキーでもよい)

★すでに存在する文書を保存(更新)するには

  • 「上書き保存」ボタン、もしくは、[ファイル]→[上書き保存」([Ctrl]+[S])をクリックして保存します。