大雨の中
秋葉原に出かけた
おとうのノートPCと私の環境アップのため
せっかく都内まで出たのだからと
Udoさんご推薦の「眠庵」へ行ってみた
見過ごしてしまいそうな、傘もさせないほど狭い路地を入ったところに
その古ぼけた小さな店があった
なんともアンティークな木造建物なので訊ねてみると
築80年とか、すぎょい!
店の片隅には、古いキーボードやらCDやらが無造作に置いてある
そんな中に蕎麦を挽く石臼を見つけた
蕎麦メニューは、もりそば、二種もり、そばがきの3点だけである
自信あるんだろうね
もりそばを注文したら、山形産と北海道産の両方を出してくれた。
蕎麦はなかなかのものである。うまかった
蕎麦の少なさに比べ、酒はなんと20種類もある
酒にも相当なこだわりがあるようで
初めての銘柄を注文したが美味しかった
肴は塩で食す手作りの豆腐
いろいろなことにこだわっているようだ
せっかく都内に出たのだからと
そのまま浅草へ
普段は観光客で並ぶ店も、大雨では空いていると踏んだ
目論みは見事大当たり
憧れの「並木藪」、夫はもりそばを、私はかけそばを注文した
「うまい!」としかいいようがない並木藪のツユ!
ほんの少ししか入ってない濃いツユなのだけれど
蕎麦湯で割るとそのうまさが分かる
いつまで心に残る味だ
「日本一」と言わしめるに値すると思う