捻挫の跡がヒリヒリと痛むクリスマス翌日であります
おぃおぃ
なんだよ~ いきなり都電って
それがねぇ・・・
毎年家族でパーティーをやるのですが
これが大変
支度も大変だけれど、誰かが酔っぱらうし
後片づけもそりゃ大変なのよ
だから今年はダンナと二人でジャズバーで粋なクリスマスを
と私が企画しました。
ただし、
ジャズではなくダンナの好きな小室等です
デュオの相手は歌手のはがゆき
場所は大塚のGreco
さがゆきさんは楽器のような歌声を持っている人
中島先生ともデュオを組んでいます。
ほとんどのステージをアドリブだけで乗り切れるというので
とても興味がありました。
たまには運転手から解放してあげようと
バスと電車で大塚に行くことにしました
国際興業+京浜東北+山手線 と乗り継ぎます
家を6時に出、バスで川口に向かう途中
後ろからダンナが小声で
「おい京浜東北動いてないぞ」というのです。
ええ~ ? 川口駅って京浜東北しか走ってないじゃないの?
川口駅まで行ってはもうアウトだと途中下車
テクテクと地下鉄埼玉高速鉄道の駅まで
そこから地下鉄で王子まで行きました。
王子につく手前で「人身事故のため京浜東北線は動いておりません」とのアナウンスがありました。
地下鉄に乗ったのが大正解だったわけです。
王子から都電に乗って大塚まで行きました。
昔はチンチン電車と呼んでいたのですが
駅に着く手前で「チンチ~ン」と鐘が鳴るのは昔と同じでした。
学生時代、電車から手を伸ばせば届きそうな所に住んでいました
滝野川というところですがなつかしかった
電車の音が睡眠誘導音楽だったころ、私が可愛い女学生だったころの話。
7時少し過ぎに大塚に着いて
腹ごしらえしようと寿司屋に入ったら
黒竜とか万作の花があり大喜び
駆けつけ2合を飲みました
しかし混みすぎて寿司が来ない・・・
ライブが始まる8時になってしまったのに未だ来ない
注文を断って寿司屋を出ました
実はこの寿司屋(寿司常)には思い出がいっぱいあるのですが
話が長くなるので省きます
さてグレコまで出発です
ところが・・・
「地図持ってこなかったのかよ」というダンナ
「もう分かっているといったじゃない」と私
ブツブツ言いながらウィルコムで地図を探している様子
やがて真っ暗な住宅街へと入っていきます
こんなところにジャズバーがあるのか?
お店で尋ねても「知らない」というし
不安でいっぱいだったが
あったのだ!
「ほらあったじゃないか!」と自慢げに夫
小憎らしいやつだね
扉を開ける前に「あ、小室の声だ」と夫
そう、すでにライブは始まっていたのでした
大人の音楽です
小室等の声量のない声と
さがゆきの楽器のような不思議な歌
これがまことに合うのです
言葉(歌詞)は全部日本語ですが
雰囲気はジャズでした
日本語はやっぱりいい わかりやすい
終わったときに時計は11時をまわっていました
帰りもそりゃもう大変
大塚駅の少し手前まで来たら都電が停まっていた
「あ、電車きてるよ」と私
「まだあるだろ」と夫
電車はゆっくりと動き出していた
しかし・・・それが最終電車であった(^^;