この辺りの桜はもうすぐ終わる
ハラハラと散る桜も風情があってよいが
ファインダーから覗くと
くたびれた様子がわかって
やはり花の年齢(?)を感じてしまう
午後からお弁当を持って
さいたま市のさぎやま公園へ行ってきた
白い桜とピンクの桜が隣同士に植えてあって
少々くたびれてはいるものの
素敵なコントラストだった
立派な公園が出来るずーーと前のこと
このあたりに
大きな桜が数本だけの小さな丘があった
知人に教わって初めて訪れたとき
“こんな素敵な田舎が近くにある!”と驚き
素朴な田園風景に心を奪われた
視界のはるか向こうまで田んぼが広がって
脇には小川が流れ
土手ではセリやつくしが芽を出し
桜と一緒に春を告げてくれた
立派な公園ができ
土日ともなればたくさんの人でにぎわう今
好きだった秘密の場所は
もう無い・・・