2024夏休み 休暇村嬬恋鹿沢

今年も休暇村で夏休み旅行。1400メートルの山の上と言うのが1番の選択理由である。毎日の異常な暑さにはうんざりしている。山の涼しい風や空気に触れたくなる、といっても、外にはほとんど出ないのだが(^^)

16日と17日の二日間ホテルを予約しておいたが、天気予報では、台風が来ていて川口は大雨と言うので、1日早く15日に出発することにした。幸い雨に降られる事はなかった。

1泊目は急遽探したRVパーク 沼田健康ランド

スーパー銭湯の駐車場らしいがガラガラだった。お風呂に入れて食事ができて電源が取れれば、それでよかった。この辺ではエアコンなしではとても眠れない。最もエアコンも水が垂れて大変だったのだが(^_^;

2〜3日目、休暇村嬬恋鹿沢

前回と同じ和洋室。広めでゆったりとして、窓からは白根山が一望できる。いつも雨の鹿沢だが、今回は天気が良くて嬉しい。

ホテルの前の野草園も、いつも変わり映えのしない花たち。それでも山野草たちに会えるのは嬉しい。
あまり歩けないので、ほんの少しの散歩だ。ほとんどホテルの部屋でごろごろしている。

旧五反田学校

ずっと気になっていた場所があります。旅でその近くを通るたびに、トゲが刺さったように胸にチクリときます。その場所がどこなのか全く記憶に無いし、もう60年も昔のことなのに、全くもって厄介な棘です。

東京育ちの私には、田舎と呼べる場所がありませんでした。なので「田舎」という言葉には相当な憧れがありました。17歳のある夏、運良く親類の田舎に1週間ほどお世話になることになったのです。それは飛び上がるほどの喜びでした。
駅からバスに乗って1時間(?)ほどのところに、全部が親戚と言う5軒ほどの小さな集落がありました。そこが目的地です。私の案内役に選ばれたのは、その5軒のうちのどこかの少年です。彼は1学年下の高校1年生でした。本が大好きの文学少年で、読書好きの私と、打ち解けるのに時間は要りませんでした。
山登りをしたり、農道を歩いたりもしましたが、古い木造の校舎でのひと時が強く記憶に残っています。会話はほとんど文学のことでしたが、楽しい時を過ごせたことに間違いありません。

文明の機器によりようやく見つかった、その古い校舎の前に佇み、思い出を懐かしんだのは言うまでもありません。歳を重ねると、未来を考えるより過去にすがりつきたくなるのでしょうかね。文通、もうちょっと続けてればよかったかも‥なんてね。

 

 

 

 

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