カーディガン(棒針)の作成過程を綴っていきたいと思います。
デザインはシンプルなもので、模様は考え中。
衿付にしようかと、迷っております。衿の製図は面倒だから(^^;
おおよそ次のような過程で製作します。
【製図】
- 実物大製図用紙に原型を書きます。(点線で描く)
※今回はCADで描くので、実物大用紙は使わない。 - デザインを考えて、製図をします。
原型の上から実線で、実際の製図を描きます。
【糸の準備とゲージ】
- 模様と使用する糸を決めます。(本などの模様を利用しても)
- 15cm四方で試し編みをします。(ゲージ用を兼ねて)※実際に使用するのは10cm角
- 試し編みの重さを量って、原寸製図用紙の上に置きながら、必要糸量を調べ、糸を購入します。
※糸は必要量より若干多めに用意したほうが安心です。同じ糸が買えなくなる場合もあります。糸メーカーで廃盤になったり、ロットが終わったりします。 - ゲージを出します。
規則正しい編み地(メリアス編みとか、細編みなど)は、何目何段かを計算しますが、かぎ針の模様などは、高さがまちまちなので、1模様(何目何段)として、計算します。
【割り出し】
- 割出しとは、寸法とゲージをかけて、編む目数や段数を算出することです。棒針編みとかぎ針編みでは若干方法が異なります。
- 編む目数・段数を計算して、実物大製図用紙に書き入れます。
【編む】
- 割り出しができたら身頃を編み始めます。
袖ぐりは袖付け位置に糸印をしておきます。
前後身頃が編めたら、製図の上に編み地を乗せてピン打ちアイロンをかけます。 - 袖を編みます。
編み終えたら、やはりピン打ちアイロンをかけます。
【まとめ】
- 肩をはぎます。
- 脇をとじます。
- 袖下を閉じます。
- 縁編みをします。
- 袖付けをします。