引き抜きの鎖とじ

投稿者: | 2012年3月12日

引き抜きの鎖とじ(長編み)

引き抜きの鎖とじは、簡単で速くできるし、伸びも防げるのでよく使われます。
針を入れる場所にコツがいります。
編み地は、中表にします。では写真を使って説明を入れることにしましょう。
編み目は長編みですが、編むときに必ず端目を割ってあみます。

編み地を中表に合わせて、作り目の端目に針を入れて引き抜き(2枚を一緒に)鎖を3目編みます。(鎖の長さは適当に調整します)

一般的には裾側からとじていきます。

長編みの段の頭2本に針を入れます。

1目が残っています。

ここが曲者で、ズボっと入れないよう注意します。

 

 

120312_3.jpg向こう側の鎖の頭に針を入れます。
(手前側に長編みがある場合、反対側の編み地の端は鎖)
鎖のほうは、割ったところにスポッと入ります。

編むときに目を割らないで最後を編むと、ここを拾うことができません。
両方に針を入れたら、引き抜いてしっかり止め、高さに応じた鎖を編みます。

120312_4.jpg引き抜いてから鎖を3目編んだところです。 
120312_5.jpg手前側は、長編みの次は鎖がきます。
立ち上がりが鎖なわけだから当たり前ですよね(^^;

鎖は2番目の画像と同じで、ずぼっと割った場所に針を入れます。

あとは繰り返しなので省きます。 
120312_6.jpgわかりやすいように糸を変えてありますが、同じ糸を使うため表でもそんなには目立ちません。

少しは目立つかも・・(^^;


120312_7.jpgどうでしょうか?

表から見たところです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Optionally add an image (JPEG only)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください