直線からの拾い目
ゴム編みのゲージを取るのが一般的ですが、面倒なときには、「法則」があります。
メリアス編みの段からゴム編み目を拾うには、「6段で5目」を拾います。
下記サンプルは、かぶせはぎの要領で、メリアスの段から棒にかかっているゴム編みの目を引きだします。(裏から)
ゴム編みの目をすべて引き出すと、棒には引き出した目だけが残ります。
最後にかぎ針で引き抜き止めをします。
簡単で美しく仕上がる方法です。
曲線からの拾い目
曲線から目を拾うには、2目以上減目するところと、1目の減目の境目に印をします。
2目以上の減目のところからは全目を拾い、1目の減目と段からは残った段数を平均化して拾います。
ゴム編みゲージの計算で拾う目数を出しますが、編み物の法則でも(6段に5目)構わないかも・・・
ウエアを編むときはゲージを取りますが、ドールの場合などは法則を採用しています。
ゴムゲージを出してみました。
メリアスゲージが17目で、曲線が16cmです。
針を2号落としたので10%を加算すると、17×1.1=18.7=19
16cmで19目のゲージ =30目
編み物の法則で出したのも30目でした。(6段で5目)
ぴったしで驚き!
実際に拾うのは1目内側です。
おはようございます♪
有難うござます!
編み物の法則なんて全くわからなかったので今までは適当に拾い目していました。
色んな本を読んだけど、ここ拾いなさいと丸印はあるものの
どうしてその場所から目を拾うのか判りませんでした。
なんか長年のもやもやが晴れました(^^)
霧が晴れてよかったですね。
ヴォーグではゲージで目数を出すので、こういう法則は教えてくれません。本で知りました。
大体ですが、メリアス編みの縦横には比率があります。(1.36)
この比率によって、メリアス段からメリアス目を拾うには、4段に3目を拾うということになります。4÷3≒1.3(およそ1.3割)
この割合がゴム編みでも適用されるようです。
実際にゲージを取って比較してみると面白いかもしれません。