そろそろ春の足音が近づいてきているのに、いまさら靴下?
毛糸だま春号が靴下の特集なので、編んでみたくなりました。
そういえばこの冬は自分の靴下を編んでいませんでした。
海外のサイズで編んだら、小さな私の足ではとんでもないことになりそうなので、やっぱりここは堅実に、編み図づくりから始めます。
ややこしい編み込みとかはせずにシンプルな編み地で、糸を激しく派手な「野呂英作・クレヨンソックス」で編んでみます。
靴下を編み始めたのは昨年からなので、まだまだソックスビギナーです。
忘備録を記録しながら進めていくことにします。
自分の足サイズを測る
最初はやはりサイズからでしょう。自分の足では割と測りにくいので、丁度よい靴下で測ったほうがいいかもしれません。
そしたら簡単な絵をかいて、寸法を入れていきます。この下の絵を使ってもOK!(足首周り=足甲回り)
今回ははきぐちからかかとまでを少し長くしてみようと考えています。
少しだけはきぐちを長くしようと思います。
製図を描く
以前書いたものがありますが、おさらいのために新規で描いてみます。
大きな製図用紙(原寸大)を使わなくても、1/4の製図(1/4定規を使う)なら、A4コピー用紙にも描けます。
この製図も1/4で描いてあります。
それさえ面倒ならば、簡単な絵を描いても、この下の図を使っていただいてもかまいません。
ただし、書いてある寸法は消して自分の寸法を入れてくださいね。
こんな面倒な作業はやらずに済めば一番ですが、平均的サイズでない人や、ゲージが異なれば、丁度よいサイズに編み上げるのは難しいです。
気に入った靴下を履くためには、手間ヒマを惜しまない・・・ということでしょうかね。
ゲージを編む
ゲージとはためし編みのことです。(海外ではスワッチと言います)
10cm四方の目数と段数を求めるため、15cm以上の四角い編み地を作ります。
さらに、蒸気でアイロンをかけて1晩寝かせればよりベターです。
ゲージがないと目数・段数が入りません。
割り出し
割り出しとは、実際に編むための目数や段数を入れていく作業です。
いつもは製図に目数段数分の格子線を書いて、そこに階段を書く作業をするのですが、今回はプログラムを使ってみることにします。
このブログメニューにある「棒針用割出計算」を使います。
※製図はあらかじめ余分な文字や線を消しておきます。
目数と段数を出すには、「ゲージ計算」を使います。
ゲージと出したい寸法を入れるだけです。
計算結果を製図寸法の横に入れます。
割り切れない数値になってしまったら、調整します。
増減目の割出は、直線は「斜線計算」を使います。
数字によっては計算不可能な場合があります。そのときはあきらめて階段手法を使います。
斜線は、製図に「目数の倍の段数」を指示してますので、すべて2段毎で成り立ちます。
つま先部分は、今回は割り出しをせずに、等分減目(均等に減目する)にしようと思います。
詳しくは、編みかた編で・・・
準備はここまでです。目数と段数と増減目が入れば後は編み出すだけ。
<編みかた編につづく・・・>