編みかた
カッコの中はサンプル(私のサイズ)です。
足がかなり小さい人向き(21.5~22cmぐらい)です。
使用糸は、野呂英作のクレヨンソックス、針は1号棒針。
- はきぐちは、ゴム編みの作り目(56目)を輪にして、2目ゴム編みを必要段数(66段)、ぐるぐると編みます。(1号の輪針、またはクンスト針)
甲の部分とかかと部分を半分ずつ分け(28目ずつ)甲の部分は別糸などに休めておきます。 - かかとは往復編みで必要段数(22段)を編みます。
サンプルの模様は、表からは表編みだけ、裏からは「裏1目・表1目」の繰り返しです。
- かかとの引き返し(底)部分をメリアス編みで編みます。
2目1度の減目をしながら必要段数(10段)を編みます。
表側から編み始め、減目開始位置の手前(右端からだと16目、中心からだと2目)まで編んで、右上2目1度で減目してから表目を1目を編みます。
次の段の始まりは(裏側)すべり目をし、表側と同様に減目します。表目のときにこのすべり目を2目1度します。
※私は中心にリングを入れてながら編んでいます。両端が1ずつつ減目されていけばOK!
この引き返し編みが10段編めたら、全部で10目(片側5目)の減目ができたことになります。
- マチ部分を編みます。
かかとの右端に糸があるので、表目で1段を編み、今編んだ両かかとの段(22段)から、14目を拾います。
※拾い目は、1目ごと1回、2目ごと3回を2回繰り返します。(平均計算)
そのまま甲を編み、反対側の段からも拾います。ここでかかとと甲がつながります。ここからは輪で編みます。
マチは、甲とかかとの境で(かかと側)、2段毎に2目1度の減目をします。(18段)
※減目は、かかと側から見て右端が右上2目1度、左端が左上2目1度です。(端の目が上になる減目)
かかとの引き返しが終わった時点で、針に残っているのが46目なので、18段を編めば、両側で9目ずつ18目の減目です。
分けたときの目数(28)になります。甲と合わせて56目になります。(最初の目数)
- つま先の手前まで編みます。最初の目数に戻ったら、増減なしにグルグルと必要段数(42段)を編みます。
- つま先を編みます。編み図通りに減目します。と言いたいところですが、今回は均等8分割の減目をやってみたいと思います。
56目は8で割り切れるので、8か所(1か所7目)に分けて境目にリングを入れておきます。
最初に増減なしに6段を編んで、後は2段毎に6回、境目で左上2目1度の減目をします。
- 最後は、残った目(8目)に糸を通して絞ります。
片方編めました。小さな私の足にぴったりです。
足底は製図通り20cmにできました。ばんざい!(^^;