超シンプルなメリアス編みのオリジナルがまぐちです。
ウールとメリアス編みの柔らかさがあって、結構満足です。
1作目で慣れたら、次には模様など入れてみても素敵かも・・・
かぎ針の細編みのようにカチッとしていなくて、ゆるい感じがなかなかいいです。
どんな糸でも大丈夫なように、ゲージを取らなくてすむように、目数や段数ではなく寸法だけで編んでみました。
編みかたも忘備録しておきます。
材料
使用糸:Peonia(並太程度) 1/2玉程度
使用針:6号輪針2本
※針はクンスト針でもいいし、マジックループであれば輪針1本でもできます。
口がね:8.5cm(穴あきタイプ)
裏地:21cm角程度
とじ糸:口金と本体をとじるので丈夫な糸
製図
8枚はぎなので、八角形です。赤色線は増減なし部分。
裏布用は実寸の製図が必要なのでPDFにしました。
がまぐちを編む
- かぎ針で輪を作り(あとで絞れる輪)、8目を編みつけます。
輪の中に、かぎ針で「チェーンペトゥール」(未完成細編みを編み、その上に続けて鎖1目を編む)を8目、針からはずさずに編みます。
※チェーンペトゥールが分からない場合は、普通に8目を輪に編んで後からとじ針でとじてもよいと思います。 - かぎ針から、目を輪針2本(もしくはクンスト針)に移し、輪を絞ります。
※針には8目がかかっている状態 - 2段目は全目の増し目です。(16目になる)
※8分割の境目にリングを入れておきます。 - 以降は2段毎に増し目をします。リングの次増し目です。(1段に8目)
これを指定寸法(直径9.2cm程度)になるまで、グルグルと編みます。 - 輪が終わったら、増減なしに、3.8cmを編みます。赤色線の部分です。
- 全部編み終わったら伏せ目をします。
- 最後に細編み1段を編みます(全目を拾う)
裏地を付ける
- 裏地を外側の円にカットします。型紙はコチラ(PDF)
- 印に沿ってダーツを縫います。
- 本体に縫い付けます。本体を4分割し印をつけておくと縫いやすい。
※8か所にダーツがあるので、ダーツ部分と印部分を合わせてまつる(細編みの下あたり)
口金を付ける
丈夫な糸(私の場合は釣り糸)で、半返しで本体と縫い付けます。(細編みの下あたり)
糸や目数にもよりますが、この糸の場合は、端から3目めから縫い始めました。
口金の中心と編み地の中心は合わせます。
縫い終わったら、目打ちで縫ったところを一目ずつひっぱります。
こうすれば縫うときにゆるゆる縫っても大丈夫です。丈夫な糸を使うのはこのためです。
弱い糸だとひっぱるときに切れてしまいます。