製図が終わったら、糸と模様を決めて、試し編みをします。
15cm 四方程度を編んで、10cmの目数と段数を測ります。(ゲージ)
ゲージが出たら、製図の寸法の横に目数と段数を書き込みます。
この作業を割出しといいます。
- 割出しとは、寸法とゲージをかけて、編む目数や段数を算出することです。棒針編みとかぎ針編みでは若干方法が異なります。
- 編む目数・段数を計算して、実物大製図用紙に書き入れます。
サンプルは右前身頃ですが、すべて自作プログラムを使って割り出しました。
目数と段数を入力すると、自動で計算してくれます。
使ったのは、「棒針用プログラム」にある、「斜線計算(目数が多い)」と「袖ぐりカーブ」です。
※0とあるのは、始まり段の伏せ目のことです。0-6-1 =6目伏せ目のこと。
模様は上がA、下がBです。比較的易しい模様を使いました。
模様AとBでは若干ゲージが違いますが、少しなのでそのままの目数にして、袖ぐりで調整しました。
模様A(1模様8目24段)
※記号がない場所は裏編み