かぎ針のとじかた

投稿者: | 2008年8月8日

【すくいとじ】
表側同士を付け合わせて、最初に手前側の作り目に針を入れて引き抜きます(1)

つぎに向こう側の作り目の2目を救います(2)

もう一度手前側にもどり、引き抜いたところに針を入れ、編み地の端の半目を拾います。

 

 

端の目を2本すくって、交互にとじていきます。
向こう側と手前側がずれないように、注意しながらとじていきます。

かぎ針模様は、こんなふうにわかり易い編み地ばかりじゃありません。
ややこしい模様の場合、半割り糸ととじ針(シャープポイント)を使って、適当なところを拾ってとじます。
ほとんど目立ちません。(細い糸の場合は割らない)

ハマナカさんの動画をご紹介します


110915_0117.jpg【鎖とじ】

1目の丈が長い編み目の場合に使います(長編みなど)
伸縮があるので、着るもののまとめなどに適しています。
さらに詳しい記事はこちらにあります。

編み地は中表に合わせます。
鎖と引き抜きを交互に繰り返します。
長編みの場合、段の頭どうしを拾って引き抜き、鎖は2目~3目とします。
※1段の立ち上がり鎖より1目引いたぐらいが丁度よい。

 

110915_0118.jpg【返し縫いとじ】

半返しと全返しがあります。(画像は全返し)
編み地は中表に合わせます。
2段目に針を入れたら一段戻ります。
段がくずれないように、段の頭の目は必ずすくいます。

110915_0119.jpg

【コの字とじ】

左右を「コの字」のように、交互にすくってとじます。
編み地は裏側どうしを合わせます。
作り目の端から始めて、向こう側からこちら側へ、こちら側から向こう側へと交互にすくってとします。
薄手に仕上がる技法です

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