【すくいとじ】
表側同士を付け合わせて、最初に手前側の作り目に針を入れて引き抜きます(1)
つぎに向こう側の作り目の2目を救います(2)
もう一度手前側にもどり、引き抜いたところに針を入れ、編み地の端の半目を拾います。
端の目を2本すくって、交互にとじていきます。
向こう側と手前側がずれないように、注意しながらとじていきます。
かぎ針模様は、こんなふうにわかり易い編み地ばかりじゃありません。
ややこしい模様の場合、半割り糸ととじ針(シャープポイント)を使って、適当なところを拾ってとじます。
ほとんど目立ちません。(細い糸の場合は割らない)
ハマナカさんの動画をご紹介します
1目の丈が長い編み目の場合に使います(長編みなど)
伸縮があるので、着るもののまとめなどに適しています。
さらに詳しい記事はこちらにあります。
編み地は中表に合わせます。
鎖と引き抜きを交互に繰り返します。
長編みの場合、段の頭どうしを拾って引き抜き、鎖は2目~3目とします。
※1段の立ち上がり鎖より1目引いたぐらいが丁度よい。
半返しと全返しがあります。(画像は全返し)
編み地は中表に合わせます。
2段目に針を入れたら一段戻ります。
段がくずれないように、段の頭の目は必ずすくいます。
【コの字とじ】
左右を「コの字」のように、交互にすくってとじます。
編み地は裏側どうしを合わせます。
作り目の端から始めて、向こう側からこちら側へ、こちら側から向こう側へと交互にすくってとします。
薄手に仕上がる技法です