2008年8月11日 朝:あ・ら・伊達の道の駅
この道の駅は素晴らしい!なにが素晴らしいのかというとトイレの素晴らしさである。
道の駅のトイレはどこもよいのだけれど、ここは格が上、ウォシュレット付きでそれも我が家のよりグレードが高い(^^;
トイレの中も広々として美しい(^^;
それと食べものへのこだわりも、今まで利用した道の駅の中では一番の気がする。
ランチを11時半に予約していたので、そんなに食べることはできなかったのが残念である。それでもうどんは我慢できなかった。通路を歩くだけですごいにおいがして立ち止まった。うどんつゆの出汁のにおいだ。これにはまいったね。
ほかにも美味しそうなものが並ぶ。餅関係もおおかった。ずんだもちをはじめ、納豆餅やそのたオオゼイ。パンも焼きたてのほやほや
この道の駅はお気に入りのトップクラスにさせていただこう。
ランチ「凛菜・上の家」
地元野菜を使った膳料理のお店である。予約制とのことで当日朝あわてて電話をしてOKをいただいた。
建物は明治21年に建築開始して、1年半をかけて作ったという古い農家の跡である。蔵や農具などもそっくり残っている。
祖母の実家が千葉の農家だったので、子供のころは、夏休みともなれば何日も農家で過ごした。そのころが懐かしく思いだされた。
入ってすぐが土間で、左側が広い座敷、長い廊下があり、開放的な座敷からは広い庭と畑やたんぼが望める。
本当にそっくりなのだ。農家というのはみんなこんなつくりなのか?
このレストランで炊事するのは、地元のおかみさん数名、まさにおふくろの味である。
高価な料亭では絶対に味わえない、すべて手ずくりの素朴な味。飲み物などは一切置いてない。野菜を主体とした料理が10品ほど御膳に乗って出てくる。それ以外にも、漬物やナス味噌などのサービスがあった。
うちわでハエを追ってくれるおかみさんと、会話が弾む。先日の地震でずいぶんと被害を受けて、一時は店の存続を諦めかけたのだとか。
1か月半をかけてようやく修復でき、再開できたのだそうだ。
旅へ出ると、思いがけなく素敵な店に出会うことがある。
これが
たまらない至福のひと時となる。
「凛菜・上の家」に、素敵なひと時をいただいた。
おまけでつけてくれたシソ入りいおナス味噌炒め、素朴な美味しさだった。
ひまわりの丘
あら伊達と同じ大崎市に、ひまわりの丘という場所がある。そこにひまわり見学に立ち寄った。
見渡す限り、ひまわり・ひまわり・ひまわり、ゲップが出そうなほどいっぱいのひまわりを見た。
夜:雫石あねっこ キャンプと温泉
空がやみに包まれるころ、今日の宿「雫石あねっこ」に到着。岩手県と秋田県の県境にある道の駅だ。
隣がキャンプ場で、ここに予約をとっていた。
時間がないので、急いで夕食を済ませとりあえず温泉へ
ここの温泉、しっとりというかぬるぬるというか、湯が肌にまとわりつく感じ。こういう温泉に浸かるとお肌つるつるになりそうだ。湯の色は鶯色でちょっと珍しいかもしれない。
ひまわりでかいた汗がここできれいに流れた。
キャンプサイトも芝生が奇麗で、ゆったりとしている。リビングシェルを張って、小さなテーブルとイスだけ出した。
ガラーンとしたシェル内は肌寒く、ビールを少しのんでさっさとキャンピングカーにもどった。
毎日夜が涼しくて、寝すぎてしまうが、今日は涼しいを通り越して寒い。毎晩エアコンを入れて寝ている我が家とは大きな差である。
毛布を出して12時前には寝てしまった。